同盟会について

趣意書

上越新幹線は、昭和57年の開業以来、首都圏や東海、東北地方等との交流を促進し、沿線地域の産業や経済、観光の振興に大きな役割を果たすとともに、日本海沿岸と太平洋沿岸を結ぶ横断軸として、均衡ある国土の発展に寄与してまいりました。

一方、平成16年10月23日に発生した新潟県中越大震災による、湯沢以北の長期間にわたる上越新幹線の運行停止は、新潟の社会経済活動に深刻な影響を与え、改めて上越新幹線の大きな役割を県民が広く再認識するところとなりました。

そのような中、北陸新幹線の整備については、長野~金沢車両基地間を一体的に平成26年度の完成を目指すことが正式に決定されたことから、上越新幹線の枝線化といういわゆる北陸新幹線問題が新たな課題として浮上しております。

これは、北陸新幹線の金沢開通に伴う北陸・上越地域の利用者減少などによる上越新幹線の減便が懸念されるもので、沿線地域を始めとして新潟県全体、羽越本線により上越新幹線につながる山形県庄内地域の共通の課題として、大きな危機感を抱くものであります。

首都圏と新幹線で結ばれる地域の優位性が失われた場合、地域経済への悪影響や地域間格差の拡大などの恐れがあることから、新たな対応の必要性に迫られており、行政レベルでの活性化推進は勿論のこと、経済界・県民の盛り上がりが欠かせないところであります。

よってここに、健全な地域経済の発展、交流人口の拡大に向けて、新潟県や沿線市町村及び関係団体の総力を結集し、県境を越えた利用促進活動や施策の展開に積極的に取り組んでいくため、「上越新幹線活性化同盟会」を設立するものであります。


平成17年5月23日

上越新幹線活性化同盟会